digital Trendsが、ハイセンスによる100インチ4K液晶テレビQLED U76Nの100インチモデル、HISENSE 100U76Nが、米BestBuyで1,999ドルで販売されている事を驚きと共に伝えています。gdsマスターも米BestBuyにアクセスして、2024年1月27日現在、同価格で販売中であることを確認しました（BestBuyは米国及びカナダの消費者に向けた大手家電通販サイトです。日本への発送はしていません）。
HisenseがCES 2024で発表した100インチ、4K QLED U76Nが発表した時点で、コストパフォーマンスで私たちの100インチテレビに対する価値観を一新するものでした。その後、1月24日に店頭に並んだその日、U76Nの価格は元の5,000ドルから40%引きの3,000ドルにまで下がり、さらに1月26日にはBest Buyが価格をさらに1,000ドル下げたため、HISENSE 100U76Nは現在2,000ドル（1999.99ドル）で購入可能です。
この価格帯での競合製品は実質存在せず、最も近い競合製品であるTCLの98インチSシリーズも、現在2,000ドルで販売されていますが、わずかに小さく、またQLEDではないため、量子ドットを使用することによる色彩と明るさの強化がない点で劣っています。しかし、U76Nが同じ価格になった現在、購入をためらう理由はありません。
HISENSE 100U76Nは量子ドット技術を用いたQLEDパネルを採用しており、バックライトにはフルアレイローカルディミング技術が用いられています。リフレッシュレートは144Hzで、スムーズな映像表示を実現します。スマートプラットフォームにはGoogle TVを搭載しています。
U76Nは144Hzのネイティブリフレッシュレート、FreeSync Premium Pro、Filmmaker Mode、IMAX Enhanced、Dolby Vision IQ、Dolby Atmosを搭載しています。接続面では、4つのHDMI 2.1ポート（うち2つは144Hzでの4Kをサポート）、Wi-Fi 6e、Apple AirPlay、Google Chromecast内蔵、WiSA対応スピーカーにワイヤレスで接続するためのWiSAのSoundSend技術に対応しています。
100インチというと極めて高額なテレビを想像しがちですが、HISENSE 100U76Nの1,999ドル（日本円で約30万円）となると、日本メーカー製の55インチのハイエンド機種と同程度。HISENSE 100U76Nは画質スペックも激安ではなく、QLEDパネルでローカルディミング可能な全面直下LEDかつ、144Hz駆動可能なパネルとなると、ミドルスペックに該当します。また、ハイセンスは日本でも製品を展開する世界的なテレビメーカーであって、怪しい中国製ブランドでもありません。
日本国内に向けても、100インチテレビを戦略的な価格で投入してくれたら面白いですね。
監修者のコメント：情報のまとめにAIを活用しつつ大部分を人力で執筆しています。