私、GDSマスターは2024年の新NISAをiFree Next FANG+インデックスと2244(GlobalX US Tech Top 20 ETF)に対して、360万を年初一括投資しました。(初回の記事はこちら)。新NISAの運用開始からちょうど一ヶ月が経過したパフォーマンスを報告します。なお、前回運用開始から半月のパフォーマンスはこちらです。
FANG+と2244(GlobalX US Tech Top 20 ETF)どちらも米国株式市場のハイテクの大型株に投資する投資信託であり、ナスダック100指数との相関が高いと考えられるため、簡単に2024年1月後半の相場を振り返っておきます。

2024年1月15日から31日のナスダック100のパフォーマンスは堅調でした。前回報告した年初に続き順調な上昇を続けており、1月29日には最高値である17596.27ポイントを付けています。その後、30日、31日と下落して1月31日時点の終値は171137.24ポイントです。特に1月31日はナスダック100指数が-1.94%の下落し、やや大きめの下落となり、ナスダック100の2024年1月の月間パフォーマンスとしては+3.59%というまずまずの上昇で終える結果でした。
私も投資している主にマグニフィセント・セブン銘柄の株価の値動きを紹介します。
電気自動車EV大手TSLAが1月24日に発表された第4四半期決算が失望を呼び、大幅な下落記録。当サイトでもテスラ、マグニフィセント・セブンから追放か。著名投資家も公言という記事も書いています。TSLA株は1月の一ヶ月間では-24.61%という下落で終えました。
AI関連半導体ではAI半導体最大手のエヌビディア(NVDA)が、1月の一ヶ月間で+27.73%という成長を維持。当サイトでも市場シェアなどのニュースを扱っていますが、特に1月後半は順調な株価上昇が続いています。1月2日の株価は481ドル、1月31日の終値は615ドルなので、新NISAの成長株で買って一番の正解株はNVDAでしたね。
FANG+に含まれているネットフリックスNFLXも1月23日に発表された決算で過去最高の収益を記録し、1月で株価を+20.41%上げています。
1月30日にはAIの大本命銘柄であるマイクロソフト(MSFT)がAI関連の好調な決算を発表。グーグル(アルファベット、GOOG)とAMD(AMD)も決算を発表。MSFTは文句のつけようのない好決算、GOOGとAMDは若干陰りのある内容といったとところですが、これら3銘柄すべては決算後、株価を下げています。ただ、個々の株の1日単位での値動きは様々な思惑で動くもなので、特に気にしてはいません。
なお、FANG+と2244(GlobalX US Tech Top 20 ETF)はそれぞれ投資信託とETFのため、米国株相場の取引価格が基準価格に反映されるまで時間的ズレがあります。個々の資産のページに記載しておきます。
新NISA 積立投資枠:iFreeNEXT FANG+インデックス 年初120万円一括購入
新NISA 積立投資枠:iFreeNEXT FANG+インデックス 年初120万円一括購入のパフォーマンスは、下記の通りです。FANG+は、投資信託のため資産額は反映が1日遅れるため、米国株は1月30日早朝に付けた終値が元になっています。

評価額135万0955円、+15万2055円(+12.68%)となりました。一ヶ月で+12.68%はあまりに良すぎるパフォーマンスです。FANG+は年初の下落を回避した上に、1/31の下落も反映外になっています。といっても、1/31の下落分については、次のパフォーマンスで反映されるので、あくまで計算上のたまたまそうなっただけの話です。なお、新NISA積立分の2024年2月分、100円を2月1日付で積立発注しました。
なお、iFreeNEXT FANG+インデックス構成銘柄と比率は下記のとおりです。2023年12月29日のデータです。FANG+は四半期毎に10%均等でリバランスされるため、その間でパフォーマンスが良いものが10%を超える、悪いものが10%を割るという見方ができます。
No. | 会社名 | ティッカーシンボル | 業種 | 組入比率 |
---|---|---|---|---|
1 | APPLE INC | AAPL | 情報技術 | 9.3% |
2 | NETFLIX INC | NFLX | コミュニケーション・サービス | 9.7% |
3 | MICROSOFT CORP | MSFT | 情報技術 | 9.5% |
4 | NVIDIA CORP | NVDA | 情報技術 | 9.8% |
5 | SNOWFLAKE INC-CLASS A | SNOW | 情報技術 | 9.7% |
6 | AMAZON.COM INC | AMZN | 一般消費財・サービス | 9.8% |
7 | BROADCOM INC | AVGO | 情報技術 | 9.8% |
8 | TESLA INC | TSLA | 一般消費財・サービス | 10.0% |
9 | ALPHABET INC-CL A | GOOGL | コミュニケーション・サービス | 10.0% |
10 | META PLATFORMS INC CLASS A | FB | コミュニケーション・サービス | 10.1% |
新NISA 成長投資枠:2244(GlobalX US Tech Top 20 ETF)年初240万円一括購入
新NISA 成長投資枠:2244(GlobalX US Tech Top 20 ETF)年初240万円一括購入のパフォーマンスは下記の通りです。2244は東証ETFで、その早朝までの米国株の終値が反映されてスタートします。下記のパフォーマンスは、日本時間2/1の夕方の東証終値、米国株は1月31日早朝に付けた終値が元になっています。

評価額253万4412円、+13万4498円(+5.6%)となりました。一ヶ月で+5.6%も十分良いパフォーマンスです。しかし、なんと新NISA成長枠は元手が240万円と積立枠の2倍あるのに、またFANG+にパフォーマンスで負けています。これは個別銘柄のパフォーマンスの差ではありません。2244は東証で2023年12月28日に購入して年初の下落直撃を受けたこと、更に1月31日の下落も反映されているためです。
しかし、計算が全て悪い方に転がっても、2244(GlobalX US Tech Top 20 ETF)年初240万円一括購入は1月のパフォーマンスを+5.6%のプラスで終えたという所を押さえておきましょう。
2244(GlobalX US Tech Top 20 ETF)構成銘柄と比率は下記のとおりです。2023年12月29日のデータです。
No. | 会社名 | ティッカーシンボル | 業種 | 組入比率 |
---|---|---|---|---|
1 | NVIDIA CORP | NVDA | 情報技術 | 7.9348% |
2 | TESLA INC | TSLA | 一般消費財・サービス | 7.9037% |
3 | AMAZON.COM INC | AMZN | 一般消費財・サービス | 7.8687% |
4 | APPLE INC | AAPL | 情報技術 | 7.6373% |
5 | BROADCOM INC | AVGO | 情報技術 | 7.5114% |
6 | MICROSOFT CORP | MSFT | 情報技術 | 7.4227% |
7 | ALPHABET INC-CL A | GOOGL | コミュニケーション・サービス | 6.6288% |
8 | META PLATFORMS INC-CLASS A | META | コミュニケーション・サービス | 6.3577% |
9 | PDD HOLDINGS INC | PDD | 一般消費財・サービス | 6.2624% |
10 | INTUIT INC | INTU | 情報技術 | 5.9095% |
11 | INTUITIVE SURGICAL INC | ISRG | ヘルスケア | 4.5151% |
12 | ADVANCED MICRO DEVICES | AMD | 情報技術 | 3.4855% |
13 | PALO ALTO NETWORKS INC | PANW | 情報技術 | 3.1763% |
14 | INTEL CORP | INTC | 情報技術 | 3.1116% |
15 | KLA CORP | KLAC | 情報技術 | 3.0364% |
16 | MERCADOLIBRE INC | MELI | 一般消費財・サービス | 2.4288% |
17 | QUALCOMM INC | QCOM | 情報技術 | 2.3766% |
18 | TEXAS INSTRUMENTS INC | TXN | 情報技術 | 2.2822% |
19 | ADOBE INC | ADBE | 情報技術 | 2.1585% |
20 | NETFLIX INC | NFLX | コミュニケーション・サービス | 1.6967% |
株式投資の基本はインデックスへの長期投資です。既に年初360万円一括投資しているので、新NISAに関して2025年まで売り買いすることはありませんが(積み立て枠の残り1,000円除く)、投資パフォーマンスは定期的に報告していきます。
なお、一括投資の是非については初回の時に書いているのでご参照ください。
監修者のコメント:この記事は体験談です。一部データのまとめにAIを活用しています。